用語集

Q初めて銀行から事業資金を借入するとき、どうすればよい?

2015.01.10
お役立ちコラム

Q初めて銀行から事業資金を借入するとき、何から始めればいいかさっぱりわかりません。
どうすればよいでしょうか。

あるお客様から「銀行に行ってお金借りたいんですけど…って言うのはまずいでしょ?」と、質問されました。このお客様はいわゆる”無借金経営”なので銀行と特にお付き合いがありません。まあ、預金口座がある程度です。
なんでも、ここ数か月の受注件数が増加見通しの一方、大口も混ざる関係で資金支出が先行することに
・・・資金繰りに影響が出てしまうようなのです。

こんな時、どうしましょうか。
「入金見込ありの”売上が伸びてる良い話”なんだから普通に近くの銀行に行って貸してくれるんじゃないかな・・・でも、さすがにそんな簡単には・・・」

それでこのような質問になったわけでございます。

もしどこの銀行ともお付き合いがないのであれば、まずは「誰かの紹介を受ける」のが一番良いです。
それは、銀行だけでなく政策公庫など金融機関全般に当てはまります。金融機関は「信用」に基づき取引を行います。その「信用」は業歴や事業内容、お取引内容といった定性的なものから、決算書分析による財務力収益力といった定量的なものまでを総合的に見て判断します。

過去にこれらのやり取りが全くない場合「信用」はゼロスタートですが、紹介もなく乗り込んでいくと
マイナススタート
になってしまいます。いわゆる「あやしい」から始まってしまうのです。

資金調達するときは税理士から紹介を受けよう

今回のような借入動機はよくわかるのですが、もし限られた時間の中で少しでも有利に進めていきたいのであれば、顧問税理士さんなどに紹介してもらうのが得策です。
資金調達に強い税理士さんだといろんな情報やアイデア、ノウハウを提案してくれることでしょう、
そうでなければただの紹介だけで終わることもあります
国や地方の優遇制度(特にその時ばっちりハマる補助金)なんかナビゲートしてもらえたら最高ですよね!

さて、今回の件につきましては、急いでいるなら紹介を受けること」。時間がまだあるときは、
補助金や優遇制度が絡められないかなど広く情報収集含めて「まず相談からしてみること」。

 

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