用語集

コベナンツ(こべなんつ)

銀行が貸付を行う際に一定の数値条件等を付与することがあり、その内容をコベナンツ又は財務制限条項と呼ぶ。これが付与される理由としては、貸付先の倒産や経営状況の悪化による貸し倒れリスクを予め軽減するために行われている。

従って、その内容は「決算時点において借入返済能力(B/Sの基準)が○○以下にならない」「経常利益が連続赤字にならない」などノルマ的基準が設けられ、該当した場合に「金利見直し」や場合により「一括返済」などが行われる。