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Q赤字の場合に銀行から借入はできるのでしょうか。

2015.01.22
お役立ちコラム

 

 

Q昨年度は黒字でしたが、今期は売上が厳しく赤字になってしまいそうです。
   借入をしておきたいのですが可能でしょうか?


「赤字」=「税引き後利益」もしくは「経常利益」とした場合、「赤字」の決算を迎える前に借入を検討することはとても良いと思います。
その理由としては次のようなことがございます。

赤字を迎えてしまった後の資金調達自体がとても難しいこと
借入のための資料作成(今後の改善計画)などは深刻化する前の作成が作りやすく効果的であること

はいろいろパターンがありますが、たまたま今期だけ赤字(経常利益は黒字で税引き後が赤字など)になる場合はそれを説明していくことで借入は可能かと思いますが、(今後もしばらく低迷が続きそうなど)そうでない場合は赤字補てんのお金になってしまいます。貸す側からすれば明確な赤字補てんの資金では貸してくれません。
それは返済見込みがないからです。
は今後の事業計画(売上・コストの推移含む)や資金繰り表などを描く場合に、どうしても過去実績がベースになってきます。過去実績からかけ離れた今後の見立てを描いた場合、それは信憑性にかける実現性が乏しい計画になってしまいます。ですから、早い段階の計画作成が効果的なのです。

「今まで借入をせずに黒字経営をしてきたが、外部環境・取引先の変化等により売上減少及びコスト増が生じ赤字に転落」というケースがたまに見られます。この時に取る行動は「コスト削減」と「営業収入の再考」が中心かと思われます。一方「資金繰りは大丈夫だろうか?」という長期的視点からのアプローチはどの段階で始めることになるのでしょうか。「このまま低迷が続いてしまうと苦しくなるなあ」とは思いますが、現実的には”食い止めることだけに注力してしまう”場合が多いと思います。


赤字経営の資金調達は厳しいのが現実

「もしも食い止めるのに1年以上かかるとしたら…」「外部環境が改善しないと続いてしまうのでは」など、実際リスクが深刻化する可能性も視野に入れた対策が必要です。でも、それは深刻化した時に対応すればよいのでは?…
資金繰りや銀行対応にはしかできないことが存在します。その時には手が打てない、そんなことになります。先を見据えるためには改善計画書が必要です。これがリスク管理の指針となり、また、その改善計画書は今だから実行できる資金戦略がつかえます。
つまり、打てる手が多い状況下で戦略を描けるのです。

黒字の時は借りやすく、赤字の時は借りにくいのが現実です。


だから、何事も先読みしてそうなる前に(借りやすいときに)のちに聞いてくる一手を施しておくことが重要です。ただし、先読みの精度には十分に気を配ってください。必要以上のリスクヘッジ(借入)などは、その後の返済負担と財務バランスの崩壊による銀行評価にも影響し、最悪、銀行から急にストップがかかることにも・・・。

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